
イエス・キリストという人はどんなことをしたの?

今も昔も、病気になるのは何か悪いことをしたから、という考え方があります。しかし、病気であるのはその人に「神の業が現れるため」(ヨハネ9:2-3)とイエスは教えました。病だけでなく、様々な理由で社会から排除された人、蔑まれている人の傍らに神はいて、支えています。これこそが神が与える救いです。イエスは町や村を巡り歩いて苦しむ人々のもとに行き、彼らと共に生きて神の救いを目に見える形で表しました。

イエス・キリストは、神の愛と赦しを人々に伝えるために生まれ、貧しい人や病気の人、社会から見捨てられていた人々に寄り添い、癒しと励ましを与えました。
そして、人間が本当に大切にすべき心を示し、やがて十字架で命を捧げましたが、聖書はその後に復活したと伝えています。この出来事を通して、「人は誰でも神に愛され、希望を持って生きられる」という福音を示したといえます。

「わたしは道であり、真理であり、命である。だれでもわたしによらないでは、父のみもとに行くことはできない。」(ヨハネ福音書 14:6)とイエス様は言われました。創造主である神様の愛と真理を人々に知らせ、罪による神様との断絶を十字架の死によって取り除き、人の生きる道を整え、真の命を吹き込んでくださったのです。
人が救われるためにはモーゼの律法を遵守することが必須の要件ではなく、「神様と隣人を愛すること」を唯一の新しい律法とするとともに、世の中で生き難くされている人々に寄り添って神様の愛を示し、人が不完全または弱さ故に犯してしまう罪については自らが贖罪の「神の小羊」となって、十字架の死を担ってくださったのです。