
幼子イエスを訪ねた東方の三博士とは何をする人ですか?贈り物には意味がありますか?

東方の三博士は、どこから来たのか明確に示されていませんし、三人の博士がやって来たというような記述も実際のところ聖書にはありません。あくまでも、黄金・乳香・没薬の三種類を献げたというところから聖書の行間を読んで、三人というのが定番になったといえるでしょう。聖書人物事典などを見ると、メルキオール・バルタザール・カスパールとそれぞれに名前が当てられていたりもします。
聖書の記述だけで読み解ける最低限の情報は、彼らは外国人であり、占星術や夢占いの専門家であったことでしょう。彼らが何者であったかということよりも当時の時代背景から、外国人と占い師という存在が煙たがられていたということがポイントです。

東方の博士が幼子イエスにささげた黄金・乳香・没薬は、ただの贈り物ではありません。黄金は王としてのイエスを、乳香は神への礼拝を、そして没薬は死と埋葬を意味します。とりわけ没薬は、誕生の場面にすでに十字架の影があることを示しています。イエスの誕生と死は切り離された出来事ではなく、救いの計画の中で最初から一つにつながっているのです。飼い葉桶に生まれた幼子は、すでに私たちの救いのために十字架へと歩み始めていました。