祈りの最後に言う「アーメン」ってどういう意味なの?
「まことに、真実に」という意味をもった言葉です。ラフなイメージでいうと、数年前の冬季オリンピックでカーリング女子日本代表の選手たちが発していた「そだねー」と似ているかと思います。 心を合わせ「このお祈りについて合意していますよ」という気持ちを表明するために、「そのとおりです」という意味で、お祈りの最後に「アーメン」と言っています。
クリスチャンは祈りの最後に「アーメン」と唱えますが、この「アーメン」はヘブライ語で「まことに、本当に」という意味の言葉です。祈りの最後にこれを唱えるのは「本当にそう思います。」という祈る者の意思表示なのです。キリスト教では一人で祈るだけでなく、共にある者が心を合わせて祈りますが、最後に皆で「アーメン」と唱えることで、思いの一致を示します。